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包装に係るコストにお困りのあなたへ。

コストダウンの鍵は、統一化。

内箱や段ボールなど、輸送用途で使用する包装資材のコストがかかってしまう大きな要因のひとつに、アイテム(品種銘柄)ごとに資材を制作して対応している ことが挙げられます。 

では、なぜこれが問題になるのか? と言えば、

たとえ同じサイズの資材が使えたとしても、アイテム毎に別けて制作することによって、そのアイテムごとに管理スペースが必要になってしまう

という点です。 前述で挙げた『フレーバーが違うお菓子』の例で言えば、AA~EEでアイテム毎に資材を作ったとするなら、5種類の資材が必要ということになり、これは、5種類分の保管スペースが必要になるということを意味しています。

副資材に係るコスト

対応への本題に入っていく前に、まず、【副資材に係るコスト】についてを整理してみましょう。 

包装副資材に係るコストには、下記が挙げられます。

包装副資材に係る主なコスト
  •  副資材そのものの購買に係るコスト。
  •  受け容れた資材への保管・管理に係るコスト。
  •  実作業(ハンドリング(出し入れ)など)に係る労務費(人件費)。

ザクッと、こんな感じですよね。

副資材そのものコストは仕入れのコストになりますので一番わかりやすく、目に留まりやすいコストですよね。 だから、資材の質を落としたり、あるいは購入時に買い叩いたりと真っ先にそのコストを下げようとしてしまう。 

しかし、その方法でも解決にはならないのです。 コストカットができたとしても、新たな問題を誘発してしまう危険があるのです。 

注目すべきなのは、副資材そのものの仕入れコストよりも、それ以外の項目です。 

保管・管理に係る費用や作業にかかる労務費は、目につきにくいコストでもあり、一番大きなウェイトを占めています。 その部分を改めることができれば、包装副資材に係るトータルコストが削減できます。 

現状を認識してみる。

コストダウン化を進めていくポイントは、

現行のサイズと、表記している内容を整理する

ということです。 具体的にお伝えするために、もう一度、前述した『フレーバーの違うお菓子』の例で説明しますね。 

例を要約すると、

当初AA、BBの2種類があって、そこにCC、DD、EEの3種類が追加された。 各種類ともに副資材のサイズは同じである。

ということでした。 

この時、ごく一般的には、追加された3種類用のデザインものを個別に制作して、既存と合わせて合計5種類のデザインで対応していくというのが常なのだと思います。 

しかし、商品の元の名前が同じでフレーバーだけが違うとするなら、資材への表記的なデザインの差は、概ね、「フレーバー」の部分ではないでしょうか? 

『XXX』の〝AA味〟、『XXX』の〝BB味〟~『XXX』の〝EE味〟と言った具合で、また、前述の例では、EEだけ内容量が違っているパターンだったのでEEについては内容量の表記も他と異なるという感じです。

同じサイズで使えるにもかかわらず、『フレーバー』の表記部分が違うだけで兼用できないのはとても残念ですよね。

そう思いませんか?

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