問題をどう捉えるか?
… この類の話しをすると、大概、
結局、「探す時間」を短くすればいいんだから、
自動倉庫みたいな仕組みをとりいれたらいいんじゃね?
などという安直な意見がでてきます。 けど、ちょっと待ってください!
確かに自動倉庫のような保管業務に関するシステムを導入すれば、こういった作業は軽減できるかもしれません。 でも、それには莫大な費用が必要になってきます。
しかし、冒頭でお伝えした通り、莫大な費用をかけてシステムを導入したとしても、もっと根本的なことを見直さない限りこの問題は解決できないのです。 それは、なぜか?
そこには『制限』があるからです。
システムを導入したとして、確かに〝その時点〟では問題は解決できるのかもしれません。 しかし、導入したシステムを使ってどんなに効率的に管理が行えたとしても、資材の保管を『物理的に』行っているということには変わりがないため、それは〝解決したように見える〟のであって根本的な解決にはなっていないのです。
保管場所は無限ではなく、有限です。 つまり、『制限』があります。
現状、恐らく大丈夫だったとしても、将来に渡って制限を越えるくらいに規模が大きくなってしまうとどうでしょうか?
結局、スペースを確保するという以前の状況に加えて、今度は、システムを更新するいう追加の作業と経費が発生するのです。 更には、大規模になってしまったシステムの維持管理を行うために新たなスタッフを任命するなどといったことが必要になる可能性だってあります。
加えて、自社でメンテナンスができないなら、システムのメンテナンスを他へ委託して管理を行ってもらうといったことが必要になってくる可能性もあります。 などということを考えると、安直に自動倉庫などによるシステム対応は、根本的な問題解決にはならないということです。
でも… そんなシステムを導入しなくても、実はもっと効果的な方法があります。
根本的な問題が解決できるもっとも効果的な方法なのですけど….
知りたくないですか?