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包装に係るコストにお困りのあなたへ。

根本的な問題とは、なんだ?

まず、どんどん保管場所が圧迫されてしまう〝そもそも〟の問題点を考えてみましょう。

そもそも、

アイテム(品種)が増える毎に、包装資材も増やさなければならない

という考え方自体に問題があると思いませんか? でもそれって、実は一種の思い込みやきめつけなのです。 

それはなぜかというと…

よくあるシチュエーションで。

例えば、『形は同じだけどフレーバーの違うお菓子 XXX』を想像してみてください。 

仮にそれが、XXXの〝AA味〟〝BB味〟という2種類があったとして、現状は、それぞれ〝AA味〟〝BB味〟用として2種類の資材で対応しているとします。 ちなみに、それぞれの資材のサイズは全て同じで、その違いは、AA味、BB味という表記のみ。

で、この度、めでたく3種類のフレーバーが新規追加されることになりました!

新規追加された商品には、〝CC味〟〝DD味〟〝EE味〟という名前が付けられました。 しかし、〝EE味〟の内容量がだけが異なっていました。 

この時、あなたが資材担当ならどうされますか? 追加された3種類用に資材を準備されますか?

概ね、「自動思考」で、増えた品種ごとに資材をオーダーするというのが一般的ではないでしょうか? 安直に、品種が増えたから、資材の品種も増やす と言う感じ。

でも実は、その対応こそが根本的な問題になるんです。 ここでのポイントは、AA~EEともに同じ資材サイズが同じであるということです。 

同じサイズの資材で対応できるにもかかわらず、〝名称〟や〝入数・容量〟が変るたびに、それを1アイテムとして制作してしまう安直な考え方に問題があるということです。 

そこには考えるべき2つの『視点』があります。

経費への視点。

まず、〝保管場所やそこでの作業にもそれなりの経費が掛かっている〟という視点です。 つまり、〝地代〟に対しての捉え方です。 地代とは、「その場所にかかっているコスト」のことです。 

わかりやすい例で言えば、もし、レンタルスペースで資材の保管を行っているのであれば、そのレンタルスペースの月々の賃料がそれにあたります。 自社の土地であったとしても、その場所を使っている以上、それなりの経費が掛かっています。

地代への意識がないから、まるで無限のスペースがあるかのように場所を使ってしまう。 たかが、ワンパレットな保管場所であったとしても、そのワンパレットを置いているスペースにも賃料が掛かっているという認識と意識が必要なのです。

そしてもう一つが〝作業〟についての視点です。 要は【作業に費やす時間】への捉え方です。 

例えば、保管場所から目当ての資材をもってくるという状況をイメージしてみてください。

これだ! やっと見つけた! 
今回はすごく時間がかかったなぁ!

などという状況がそれです。 そして、折角見つけ出したとしても

え! これ、種類違ってる!! 
もう一回探さなきゃ!

などといった状況が起きる。 当の担当者は、こういった作業を何の疑いもなく、普通に〝日常業務〟として行っている。

… 恐らく、どこにでも目にするような作業風景なのでしょうけど、これこそが、一番厄介で大きな問題なんです。 なぜなら、この状況は無駄な経費を〝垂れ流し〟してしまっている状況だからです。

えっ、無駄な経費?
スタッフはちゃんと仕事してるんじゃないの?

そんな言葉が聞こえてきそうですけど、そこが〝陥りやすい罠〟なんです。 

何れの視点も、一種の『経営者目線』であることは確かなのですが、工場を運営していく上では重要な視点です。 スタッフへの啓蒙に頼らざるを得ない感は否めないのですが、個々のスタッフがそれなりの視点や意識をもってくれれば改善のスピードはあがってきます。

もう少しお伝えします。

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