「簡単に分解」できることも、性能だと思うんです。
こんにちは。 けたろーです。 とある勉強会で東京に行ってました。 イルミネーションが綺麗でしたよ。
さて、主題の件….
ダイソン掃除機を分解してみた。
先日のこと。
うちはダイソンの掃除機を使ってるだけど、バッテリーが逝かれてしまって交換用のバッテリーが届いてたので、交換をしてたんです。 … ちなみに交換は、これで2回目。 純正は高いんで、チャイナんなやつ。 前回の交換から、だいたい2年くらいの経過かな。 まぁ、もってる方… だと思いたい。 笑
で、交換してるときにカップの中の汚れとかが気になり出して。 (^_^;)
こっ これは!! 洗ってしまいたい!!
という衝動に駆られて、分解することにしたんですよ。 便利な世の中になったもんで、手順は、Youtube先生に。 笑
分解して、洗った後がこんな感じ。
ダイソンの分解には、専用の工具がいる。
Youtubeも全部みたわけじゃなく、ところどころ… かな。 わからんところを掻い摘んでと言う感じ。 まぁ、ボクも技術やってるんで、それなりのプライドがあるわけで。苦笑
途中までは、すんなりできて、わからないところの〝コツ〟をYoutube先生を観ながら、進めていくと何とか分解できて、洗浄することができました!
… のだけど、分解するのには専用の工具がいるので、もし、分解されるのであれば注意してくださいね。 うちにはたまたま、それに合う工具をもってたのでできたのだけど、持ってないとできないので。
いたずら防止? なんだろうか? 普通のプラスネジじゃなくて、ネジ頭が特殊なのが使われている箇所がある。 三角形(△)のビットを使わないと開けれない。 三角でもサイズ違いの箇所があるんで、2サイズは必要になってくるので要注意です。
ピストレ用の。
実は、チョコレート作りを習ってて、その中で、『ピストレ』のレッスンってのがあって。 要は、スプレーガンを使った色付けのレッスンになるんだけどね。
で、ピストレとは、フランス語でピストルの意味なのだけど、スプレーガンの形がピストルに似てるから、ピストレという… こんな器材。
で… 先生曰く、「このピストレ、壊れてん」っていうもんだから、もらって帰ってきたのだ。
工場に持ち込んで、早速分解。 … するも、こっちは、なかなか手ごわい。 型式をネットで調べて、分解図を入手。 ようやく、分解することができました。 結構多めな部品たち。
どうやら、内部のパッキンに関わる部品がダメになった感じ。
取説みてると『消耗品』になってたので、得意先の工具屋さんに頼んで、手配。 何とか組み立てることができたんだけど、先端のパーツが足らないっぽいんで、手配かけて、今はそれ待ち。
素人さんでも。
ダイソンとは違って、ピストレは一般的な工具(スパナ)を使った分解作業になりました。 ということで、分解は工具がないと無理。 で、分解してみてわかったんだけど、
ダイソンにしても、ピストレのにしても、素人さんで分解するのはちょっと… という気がしました。 結局、多少の知識はいるということです。
掃除機は、まぁ、目詰まりで吸引力が落ちるだけ(誤解でたらすんません…)なので、まぁ、アレなんだけど、ピストレって、『食べ物』に関わること。 清掃が疎かになると、巡って身体に関わってくるわけで…
一般的な工具がいるのは仕方がないのだろうけど、細部までの洗浄は正直やりにくい。 実際、教室の先生も分解してまでは洗ってないし…(^_^;)
それに、『これ分解するのに、〝スパナ〟がいるよ!』 って話したら、「あ~、ある!!」って、出してきたのがドライバーセット。 『これはドライバーのセット。 いるのはスパナ。』 っていうたら、〝スパナって何?〟
_そうなんだよ。
「一般の」人には、工具の種類がどれかだなんてわからないんだよ。 理系をかじったことがあれば、なんとなく、工具の種類くらいはわかるんだろうけど。
取説には、スパナの何番を使って~ など書いてたのだけど… 例え取説に、〝何番のスパナを使って〟って書いてたとしても、その判断は難しい… ということだ。 メーカーからすれば、『書いてるやんけ!』 になるんだろうけど、そもそも次元が違うレベルなので、その辺りの疎通は先にいるのかもしれない。
例えば、取説に〝スパナ〟の写真を貼っておくだけでも、知識を与えることができますよね。
しかし、こんなところの部品が逝かれるのか? という箇所のダメージだったのには驚いたな。 どうやったら壊れるんやろか? 経年? それとも、湯で洗ってたっていうから、耐熱温度? よくわからん。
分解のしやすさ。
分解が簡単にできるということも性能の一つだと思うんです。 こと、清掃が必要な器材については、『簡単に』分解できることが重要になってくると思うんですよね。
昔に、ある化粧品のCMで、生産ラインの現場がでていて、『毎日、分解洗浄してます!』っていうことをキャッチコピーに流されてたのを思い出すんだけど、要はそんな感じです。 (♪ ドモホル__ンクる~)
調理器具なんかもそうかな。 目詰まりなどを起こして、そこが起因でカビになったりとか。 調理器具などは、衛生的に気にするべき点が多いと思うんで、分解清掃できるのが望ましいなって思うんですよね。 こと、乳製品などを扱ってる場合は、汚れが残っていると腐敗しやすいし… 衛生管理って、器具の面でもしっかりするのは鉄則だと思うんです。
これって、家庭で使うものであっても同じくですよね。 で、分解するときって、工具を使うのは致し方ないと思うんだけど、できれば、ツマミとかを使った〝工具フリー〟な構造が望ましいなって。
ピストレのは、チョコレートの液体(カカオバター)を使うんで、粘性もあったりして、ノズルがすぐに詰まるんですよね。 それに分解洗浄しないと、『前の』やつが固着してしまって、使えないという状況を生んでしまう。
まして、使ってる人は〝お菓子〟に関してはプロでも、そういう器材に関してのコマかなところは素人。 なので、それなりの視点はいると思うのです。
動画とかで。
今は、ネットの時代。
分解の手順とか、洗浄時の注意とか、洗浄手順だとか… もろもろ、動画で簡単に流せるようになってきてます。
ダイソンのは、ダイソンのメーカーの動画ではなく、一般の方がアップしてる動画だったのだけど、メーカーもやればいいのにって思います。
こと、台数がでてる物に関しては、例えば、取説にQRコードなどを貼っておいて、『分解洗浄は、こちらの動画で!』みたいにすれば、わかりやすいのになって思います。 取説の文言だけじゃ、正直、わからないことも多いし… ボソ
つらつら偉そうに… 書いてしまいましたが、ボクも機械を創ってる身の上なので、この辺りのことは注意して設計していきたいなって思います。
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