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結露も大丈夫! 市販コンベアを使った産業用インクジェット用の事例。

産業用インクジェットで印字を行う際は、注意すべき点がいくつかあります。 


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さて、今日のテーマは…

厄介な結露。

印字対象となる製品が、例えば、冷蔵したものや冷凍しているものといった場合、表面が結露している恐れがあります。 

状況的には、冷蔵食品や冷凍食品といった製品への印字がそれです。 概ね、冷蔵庫や冷凍庫から出庫してきて、印字を行うという場合が多いと思われますが、庫内温度と印字を行う作業場の気温差で結露を招いてしまうのです。

結露している状態では、表面が〝WET〟な状態になるため、水滴が邪魔をして素材にインクがのらず、にじみの原因になったり、そもそも印字できないという状態を生んでしまいます。

結露対策。

対策の一つとして、ドライヤーの使用を挙げます。 プリントヘッドの手前にドライヤーを設置して、結露を飛ばして、印字を行うという方法です。 印字は一瞬なので、中身の製品への影響はありません。 もっとも、印字後の処理を迅速に行うということが前提ですが…

市販コンベアへの実装。

市販のコンベアへ専用のドライヤー(ヒートガン)を組み込んだ事例を挙げます。 ブロア(送風機)でヒーター部分に風を送ることで、強力な温風(熱風)を出すという装置です。

そうそう、洗髪後に使うヘアドライヤーは、避けた方がいいです。 風量が弱いのと、そもそもヘヤドライヤーは長時間使うような設計にはなっておらず、ドライヤーのモーターに負荷がかかって潰れてしまいます。 最悪は発火にもつながってしまうので、やめた方がいいです。

プリントヘッド用のスタンドも組み込んでいますので作業が楽にできます。 キャスター付のフレームで、且つ、フレーム内にインクジェット本体を収容するスペースを設けていますので、使わない時の収容も楽です。 好きな場所で作業ができます。


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※ 自社専門サイト〝マーキングコトはじめ〟より転載・リライト。