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再現性が確保できる! 純正丸ポールスタンド用アタッチメントユニット。

産業用インクジェットプリンターメーカー純正のヘッドスタンドがあるんですが…


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さて、今日のテーマは…

純正品をもっと使いやすく!

当然、メーカーには〝純正〟と言われている器材があります。 でも… 

何度もお話ししているかもしれませんが、メーカーの純正と言われている器材はボクの知る限り、あんまりいいのがないんですよねぇ。汗

恐らく、彼らにしてみれば、それは〝最低限度〟な器材であって、扱いがサービス品に近いんです。 だからこそ、それに対してあまりコストをかけていないというのもあると思われます。 もっとも、ちゃんとしてるメーカーさんもあるとは思うんですけどね。 まぁ、メーカーに依るということです。

で、純正品の器材として真っ先に思い浮かぶのが、プリントヘッドを設置する際に使用するヘッドスタンドです。 概ね、それは、丸ポールを使ったものが一般的なのだと思います。

しかし… 実はヘッドスタンドというのは、印字の際に〝要(カナメ)〟になる存在なんです。 それをわからずに、程度の悪いものを使っていると、印字品質にも関わってきますし、また、作業性の面でも最悪な状態を生んでしまう可能性があるんです。

丸ポールにクロスバー仕様なスタンドは…

純正とされているプリントヘッドは、垂直に立てた丸ポール(パイプ)に、十字(クロス)型のブラケットを使って、水平方向の丸パイプのバーを取り付け、その先端にプリントヘッドを置く… といった感じのものです。 ちなみに、ポール用のベースは鉄のプレートといった感じ。

何が問題か? というと、使用しているのが〝丸〟パイプだから回転してしまうということ… です。 もっとも、ワークの位置が常に決まっていて、印字の位置も常に一定である場合には、プリントヘッドの位置も固定化できるので問題はありません。 

でも… 位置を変える必要がある場合がちょっと厄介なのです。 クロス型のブラケットを緩めれば、上下(垂直)方向や前後(水平)の調整は可能です。 しかし、丸型であるが故、ものすごくめんどくさいんです。

まず、丸パイプがそれなりに重く、クロス型のブラケットを緩める際にはしっかり持っていないと〝ドスン〟と落下してしまう可能性は否めないこと。 それよりなにより、ブラケットを緩める際には工具がいるため、気軽にはできないというのもあります。 加えて、形状が 〇 なので、回ってしまって位置調整がしずらいという難点があるんです。

印字品質を保持していくためには、器材の〝再現性〟というのが重要になってきます。 再現性とは、取り付け・取り外しを行った際、以前と全く同じ状態に戻せるか? ということです。

純正とされるスタンドには、その構造上、再現性という概念が存在しないため、そこが厄介なポイントです。

再現性を重視したアタッチメントユニット。

そんな問題を解消するために、純正の丸パイプスタンドに装着できる昇降ユニットを創りました。 高さを頻繁に変える場合にすごく便利です。 取り付けは、垂直ポールに装着する形になります。

垂直方向への調整に加え、前後(水平)方向への調整も可能にしたのが、こちらです。

この取り付けも、垂直のポールに取りつける格好になります。 こういった器材を使えば、調整がやりやすく、日常の作業も楽になります。 

再現性とは?

〝再現性〟を説明しておきますね。

再現性とは、例えば、Aの商品用に位置調整を行って、次にBの商品に切り替え位置調整を行い、またAの商品用に位置を戻す場合、前回のAでの処理位置と同じ状態に戻せること… を指します。 

これは、製品の品質を考えていく上での基本条件です。 


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※ 自社専門サイト〝マーキングコトはじめ〟より転載・リライト。