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FOOMA Japan 2024 へ行ってきた。

昨日、行きたいなって思ってた展示会に行ってきました!


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さて、今日のテーマは…

FOOMA Japan へ行ってきた。

かねてから行きたいと思ってた展示会へ、日帰りで行ってきました。 展示会は、FOOMA Japan。 食品製造関連の総合展示会で東京ビッグサイトで今月4~7日まで開催されている。 

10時の開場に合わせて、朝も早く(4時半頃。)に起きて新幹線でGO!  

いつもいく展示会は、それほどの人出でもなくて、空いてるだろぉ なんて思ってたら、甘かった。

新橋からゆりかもめへ乗り込む時点で、混雑。 まぁ、時間帯にもよるんだろうけども… けど、品川で降りてから、ラッシュにもまれると思いきや、そこは比較的空いてた。 山手線が遅延してるというのを事前調べで知ってたので、横須賀線で。

今までは、山手線で新橋にでてたのだけど横須賀線なら一駅で新橋にいける。 すごく便利だよね。 なんで今まで知らんかったんやろ。(^_^;)

ともあれ、ゆりかもめ に揺られて、『東京ビッグサイト駅』で下車。 したら… めっちゃすごい人や、ないけ!!

思ってたんとちゃうくて、ビックリしたわ。 人ごみのシーンは撮らなかった。(^_^;)

あ、ちなみにゆりかもめで 東京ビッグサイト へ向かうのはこんな感じ。 これは、昨日ではなく、以前に撮ったやつ。 参考まで。

カタログなどの荷物対策でキャリーを持って行ったので、真っ先にロッカーを探す。 一カ所目、全滅。 というか、キャリーに合うサイズのところがなかった。 二カ所目で見つけてラッキー! で、キャリーをロッカーに入れて、さっそく!

しかし、ああいうところでのロッカーは、大きめのだけにしててもいいんじゃないのか? って思う。 クローク(手荷物預かり)は準備されてたみたいだけど、場所柄のことを考えると、キャリーが入るサイズのロッカーをもっと増やしてほしいな。 あ、それは主要な東京駅構内でも同じ。 旅行者のことを考えて大きめのロッカーを増やしてほしい。

さて、肝心の展示会の感想。

色んなのがあるのな!

過去に見てきた展示会は、モノづくり系の機械要素だとか、包装機械のだとか… そういった物が多くて、だいたい自分が知ってる範囲内のものごとが多かったのだけど… 

今回見た FOOMA で感じたのは、食品と言えど多様な分野があるんだなぁっていうのが率直な感想。

びっくりしたのは、冷凍庫で使うコンベア。 今までは、専用トレーを使った循環型(使って、洗ってという)の仕組みだったのを、トレーを失くしてダイレクトに扱えるようにした! っていう感じの展示。 トレーを使わないので、それに纏わる一切のことがなくなる、イコール、更なる効率化が図れるということを言われていました。

そういう分野があるって知らなかったので、ちょっとしたカルチャーショックだった。

ボク自身は、包装機械をやってる関係でそっちが主にみたのだけど、それはそれほど変わり映えしない印象かな。 というか、いつも不思議に思うんだけど、どこかでやってることは、その1社だけではなく、絶対、類似というか同じようなのが各社でやってるということ。

包装機械の業界も、ご多分に漏れず、〝コモディティ化〟が進んでいる。 デザインの違い、価格の違いはあるんだろうけど、基本的な仕様は同じで、似たようなのが展示されているという感じかな。

とするなら、どうやって、自社をアピールするか? がポイントになるのかなって思う。

SNSアピが薄い?

もう一つの印象は、SNSアピが少ないってこと。 機械系に特有なのだけど、〝撮影厳禁〟なところが多い。 というか、会場で『撮影禁止』のプラカード持ったおじさんがいたので、会場自体がそうなのか? 

あ、いやでも、見かけアジアな客層は、平気でバンバン撮ってた気がするのだが…。

それにしても、もったいないよね。 ああいう展示会って、自社を宣伝するチャンスだと思うんで、撮影OKにして投稿を促すようにすればいいじゃないかなって思うんだけど、やっぱ、隠したいのかしら。苦笑

人手不足への対策がメイン?

大前提にあると感じたのが、人手不足への対策。 今まで人手でやってたことを機械化したり、ロボットを使って自動化したりという内容が多い感じを受けた。 こと、食の産業も、深刻な人手不足だもんね。 

製造に対する工程を機械化して、人の介入を極力なくしていくのは妥当な考えだと思える。 

一軒あったのが、パレットの搬入から包装後の商品の投入し、パレットへのせてアウトするまでの一連をリーズナブルに自動化できるというのがあった。 みてたら、率直にそれほど大したことない印象だったんだけど、仕組み的には面白いかった。

あと、オーブン系の装置で聞いたのが、電力について。 電気代が高くなってるのもあって、使用する電力が少ない方が好まれる傾向にあるとのこと。 確かに、オーブンなどはワット数をあげれば、大きな火力を得られる。 でも、その反面、電力を大量に消費してしまうことになる。 なので、そのメーカーさんではガスとのコンビネーションで電気代を抑える工夫をされているのだとか。

包装系で。

包装に関して言えば、脱プラといいつつ、フィルム系の包装は元気に健在してるなって思った。 とはいえ、容器が樹脂で蓋材も樹脂というワンマテリアルに近い構成なので、そう考えると、環境に優しいという謳いの流れなんだろうね。

でも… ワンマテリアルといいながら、実際のところは1つでない。 フィルム自体は複合材だろうし、フィルムと容器の素材は少し違ってる。 リサイクルを厳密に考えた場合、複合材というのが厄介になると聞いたことがある。

となると、リサイクルについてのイメージが、『使用後、また材料として再生して、モノととして再利用するという』ことではなく、〝使用後、焼却などで熱(電気)エネルギーに変換〟という 「サーマル系の」リサイクルがベースなのかなとも思える。 このやり方は、日本のお家芸的なもの。苦笑 

サーマルリサイクルという〝抜け道〟は、環境への負荷を考えると、正直どうなんだろう? って思える。 

ボク自身、現状盛んに謳われている〝脱プラ〟へのことが、いいのかどうなのかよくわからない。 考えれば考えるほど、今の施策や世界的な政策に矛盾をすごく感じてます。 活動自体のほとんどが商目的であり、パフォーマンスであり、ただのポーズなのかなと思えてしまうのは、気のせいなのかな… なんて。 この点は別のブログで書こうかなと思ってます。

で、脱プラの流れでみると、包装業界は紙、もしくはフィルムに移行してるのがよくわかる。 もっとも、今回の展示会では紙ベースなのが少なかった印象を受けるのだけどね。 まぁ、食品という主旨があるから、その点は仕方がないのかも。

そうそう、インド製の台紙から容器を組み立てる装置が面白かった。 よくできた装置だった。 あと、台紙から箱をつくるドイツの装置もすごかった。 何がすごいかと言えば、ワイヤレス給電を取りいれてる点。 治具の部分を見せてもらったのだけど、簡単に外れて、かつ、配管とか電気系のケーブルがないという代物。

配管はプラグを使うような接続ではなく、穴同士を密着させて接続してるイメージ。 治具側にかかってるセンサー類については、その電力をワイヤレスで賄い、信号もソケットなどを使うことなくワイヤレスで。 要は、外した後、配管や配線部分でブラブラぶら下がってなくて、すっきりしてる。 (つたない表現ですまん。苦笑)

それにしても、ドイツの機械は綺麗だった。 チラ聴きしてると、2億円以上の機械だそうだ。 ビックリだね。

ある種のブーム。

展示会をみてると、ある種のブームというか、そこにはトレンドが存在してるということがヒシとわかる。 トレンドがあるのは当然と言えば当然なのだろうけども。

あと、デザイン性能という面では、やっぱ、海外製(アジアではなく、ヨーロッパ。)に秀逸さを感じてしまう。 メーカー側のセンスも大いに関係してるんだろうけど、角カクしいいかにも! って感じの機械が日本のデザインには多い気がする。 創業の古いところの機械デザインは特にそんな感じの印象かな。 昔から、デザインをいじってないというのがわかる。

繰り返しになるけど、FOOMAってすごく大きくて、それがすごくびっくりした。 とにかく、動員人数がハンパナイ。 通路も人であふれてたし、通路で立ち止まってるグループが邪魔で、なんせ、歩きづらかった。 ブース前で展示関係者の固まりが雑談してはって、それも通行の妨げになってたのは否めん。 

あとは、会場も、フルに使ってる感じで、7、8号館なんて初めて行ったし。

ともあれ、情報を見聞きしてきて、うち(ボク)としてどうしてくか? が、キーだな。 前からやりたいと思ってたことは、とっくに、よそ様でされているみたいだし。 苦笑

そもそも、正直なところ、うちは食品系には疎い。 技術的なハードルはたぶんそれほどないのだろう(と思いたい)けど、食品系は何かと面倒なイメージがついて回る。 衛生面だとかそういうの。

でも、ボク自身、料理もお菓子つくりも趣味なので、何かしらの役立ちには、成りたいなとは思ってる。 あと、全体を通じて思ったのは、〝あの点〟についてが全くなかった。 あえて、ここでは言わないけどね。 

頭を整理して、次につなげよっと。 そうそう、ブースで相手してくれた皆さま、ありがとうございます。 善き出逢いに感謝です。


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