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機械のオーダーメードで迷ってるあなたへ。

2024年。 新年おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。

新年早々から、大きな地震があったり、飛行機の事故があったり。 なんだか波乱な幕開けでしたね。 被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

北陸のエリアには知人がたくさんいてほんと気がかりでしたけど、幸いにも、ボクの知人は皆、無事だったみたいで安心してます。 また、石川には土木事業をされている友人もいて、SNSを介してですが復旧作業をがんばられている模様。 応援してます。  


めざせ、100人! ってことで、Youtube やっているのですが、なんと! お陰様で100人突破しました! これもひとえに、皆さまのお陰です。 次は1000人目指してコツコツ。 できればチャンネル登録お願いします!


さて…

オーダーメードって、敷居が高い?

『オーダーメード』って聞いて、みなさんはどんな印象を持たれますか? 身近なところでは、オーダーメードのスーツとかありますよね? あと、注文建築の住宅とかもオーダーメードになるのかなと。 

それらに対するボク個人的な印象は、

高いんじゃないの?』 って思うのと、

自分の希望にピッタリ合わせることができて、自分オリジナルでええやん!

というざっくり2つの印象があります。 で、あともうひとつ。 オーダーはしてみたいのだけど、〝敷居が高いんじゃないの?〟っていうのも。 

例えば、スーツなんかだと店構えがそれなりになっていて、自分なんかがこの店に入って大丈夫なんだろうか? なんてことを思ってしまうわけですよね。 ユニクロ(失礼。。)なんかで買うのとはわけが違うわけで。 (個人的な勝手な印象です。w)

なんてことを思うと、ボク自身がやってる〝オーダーメードな機械〟は、さらにハードルが高いように思われているのかも。。なんてことを思ってしまったわけです。(汗)

オーダーメードという言葉の響きと…

敷居が高いって思われる第一は、恐らく、『オーダーメード』という言葉の響きがそうさせてるのかなって思います。 まぁ、もっとも、店構えなんてのもあるのかもしれませんが、うちの場合を考えると、そこら辺にあるような町工場の何ものでもないので、店構えという面ではちょっと違ってるのかもしれません。 

あ、でも、シャッターとか締まってると、『入れるん?』とか、訪問しても大丈夫? なんて風に思われてるのかもしれませんが。。

ともあれ、『オーダーメード』=〝注文したらオリジナルを作ってくれる〟というニュアンスの中には、既製品を買う行為とは別次元の印象を持たれる場合が多いように感じてます。

オーダーメードのメリット。

じゃぁ、オーダーメードのメリットってなんだろう? って、思うわけです。 そもそも、なんで既製品じゃだめなの? オーダーメードにまでしてそれを買う理由ってなに? って。

機械の場合でのオーダーメードのメリットを言うと、こんな感じでしょうか。

既製品ではできない処理ができる。
自分たちの生産規模に応じた機械が手に入る。
機械サイズ等の融通がきいて、現場にピッタリ納まる。
作業スタッフにとっての使い勝手が考慮してもらえる。
など。

一番大きな理由は、既製品では無理なことが、オーダーメードでは可能になるということなんじゃないでしょうか?

自身の生産現場での作業が全て、世間一般的に出回っているメーカー純正の標準機と言われる機体で賄うことができるのであれば、正直、これほどリーズナブルなことはないです。 

標準的に作られているものだから、購入価格も抑えることができて、且つ、安心感はありますよね。 広く出回っているものだろうからメーカーの実績も考えられるし、今で言えば、他のユーザーの口コミやその他の意見なども拾える可能性だってある。 こと、不具合が起きた場合には、他のユーザーから対処方法などがアップされてる場合もあったりして、すごく参考になりますよね。 これらは標準機のなせる事由でしょう。

でも、オーダーメードに係る理由は、概ね、生産現場での場合、過去から行ってきた作業が人手の問題や、作業性の問題、時代的な問題等の理由で、そのままでは立ち行かなくなり、機械化を考えるというパターンが多いのです。 その場合、特殊な作業をされている場合が多くて、いわゆるメーカー標準機では通用しないとか、もっと言えば、そもそも、その作業ができる機械が存在していないとか。

となると、機械そのものを考えて創り出すしかなくて、つまり、それが『オーダーメード』ということになります。

また、オーダーメードであるが故、それを設置し、実際に使用する生産現場側のスタッフの意見が採用(反映)されやすいということもあります。 

使い勝手の良し悪しは、スタッフ側への生産に対するストレスに関わってきて、しいては生産性や生産効率に大きく関わってきます。それに、その機械を実際に使っていくのは現場スタッフであるということが第一条件であるため、現場スタッフの意見を加味した機械をつくることができるということもオーダーメードでの大きなアドバンテージです。(…と、これは作り手サイドに大きく依存しますが…。(汗))

オーダーメードは高い?

自分たちの希望や要望を盛り込んでいくと、必然的にそれは製作コストに跳ね返ってきます。 オーダーメードが高くなる所以は、その辺りにあります。

身近な例の、例えばスーツを考えた場合、表の生地の種類でコストが変ってきますし、裏地をどうするかでも変わってきます。 また、ステッチの仕方やボタンの種類なんかも全部、コストに関わってきますよね。 

それは、機械の場合であっても同じです。 

例えば、ただ処理をするのではなく、個数をセンサーでカウントしたいなどという場合には、センサーの料金と制御上の費用がチャージされます。

要は、自分(達)の望みがどこにあるのか? で、費用が変ってくるわけです。 

でも、コストだけに注力して、機能(要望・想いの面)を省いたり、断念した結果、結局、自分たちの希望通りにならず、使い勝手がイマイチになってしまった挙句、後々追加や改造になってしまったりとすれば、かえって高くなってしまう可能性の方が大きいです。

逆にいうと、むしろ、高いという感情や感覚は〝価値観〟でもあります。

既製品の方が安い。 これは当然ですよね。 でも、望みのものとは少し違っていて、使い勝手的にも、若干無理するかもしれない。 そこを〝安いから〟という感覚でねじ伏せて使い続けるのか? 

それとも、少々コスト的に高くなったとしても、『自分らの要求・要望通り、ジャストフィット』な機体として、満足を得るのか… どちらにしても、価値観です。 個人経営の場合は、個人の価値観になるでしょうし、会社組織として考える場合には、その会社の方針が価値観になるとも言えます。

でも、最終的にどちらをとるかは、ズバリ! あなた次第!!


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