変化の激しい時代だから…
今まで当たり前だと思っていた環境が『COVID2019』の出現で大きく様変わりしてしまったことは周知の事実ですよね。
コロナが5類に分類され日常が戻ったとはいえ、今までの生活スタイルや職場の環境に大きな影響を与えています。 そんな中、考えていきたいのが生産現場での〝これからのこと〟です。
こと、コロナによる環境変化以外に、少子高齢化によって、人手の問題は、顕著で且つ、ものすごく深刻な問題になってきています。
顕著になりつつある問題。
そして、もうひとつ気にしたいのが 『労働時間』 についてのことです。
法改正に伴い、働く時間が見直されるようになりました。 これは、『猛烈に働くことが美徳』とされてきた時代が終焉を迎え、適度・適正に働くことが求められてきているということです。 メディアでは、宅配などの運送関連の業種業態が大きく取り上げられていますが、生産現場も例外ではありません。
加速度的に労働単価が上昇基調にある中、今までと同じ労働時間の考え方では、すぐに『年収の壁』にぶち当たってしまいます。 そうなれば、生産力にも影響が生じ、計画的な生産ができなくなってしまいます。
それゆえ、現行の仕事の流れを整理し、機械に置き替えれるところは置き換える。 また、可能な限り人手の作業ボリュームを減らす… といったことが急務になってきています。
ただし、生産現場の場合、新規に機械を導入するばかりが得策か? と言えばそうでもなく、昔の機械でしかできないこともあるでしょうから、それはそれでいいとは思います。 でも、機械設備が時代に合わなくなってしまったと感じたら、早急に対策を考えた方がよいですよね。
弊社では、〝時短設計®〟という視点で、生産工場に関わる問題を解決し、よりよい職場環境にしていくお手伝いをさせて頂いております。
鉄工所ですが、少し毛色が違います!
ところで・・
社名に【鉄工】とつくと世間一般的には、何かの金属部品をつくってるんじゃないの? とか、溶接でバチバチやってるんじゃないの? とか… まっさきにそういった仕事をイメージされてしまうみたいですよね。
うちは社名に〝鉄工〟とはついてるのですけど、世間一般的なイメージとはちょっと違っていて、生産現場の中にある〝不満〟〝不安〟〝不備〟〝不安全〟などといった【不】を解消するものづくりを〝時短設計®(※)〟を駆使して【ワンオフ】で手掛けているセットアップメーカーになります。
パーツメーカー(機械のどこかで使われる部品をつくるメーカー)が多い中、ゼロベースで設計から、製作~リリースまでやってしまうのはかなり珍しいみたいです。
まず、省力化、省人化と言葉のイメージって、どんな印象を受けますか? 特に、省人化について。 〝省人化〟というと、過去の経験で、そこで働いているスタッフさんたちからは白い眼で見られたことがあります。 省人化という言葉が持つニュアンスで『私たちの仕事がなくなってしまうかも?』とか、『私は不要なんだ…』という印象を与えてしまっているのは否めないのです。
省人・省力はいずれも、作業の効率化であって、それは『時短』につながる要素をもっています。
時短設計とは、短絡的に作業工程を省いたりといったことではなく、作業工程のバランスをとりながら、作業環境をよりよく改善していくという方法をさしています。 目指すべきは、時短で得た〝時間〟をより有意義に活用していくということです。
得意なのは?
ひと口に機械といっても色んなタイプの機械があると思います。
うちの場合では、時短や自動化を目指した機械創りを得意としています。 ただし、安全靴履いて耳栓してガンガンと言う現場で使われるような重工業的な機械というよりも、創業者が包装機械や印刷機を手掛けてきた関係で、化粧品とか、文具とか、その類の現場さん向けのライト系な機械が主体です。
得意なのは、『ブリスター包装機と各種印字装置向け付帯設備』の設計・製作です。
工場内のスペースと工場前の道路事情により、最大でも3mくらいまでの機械の設計が得意です。 これには理由がありまして… 工場までの通りの間口が狭くて大型のトラックが入ってこれないので、あまり大きいと工場から出せないのです。(^_^;)
以前は、溶接構造なフレームで機械を考えることが多かったのですけど、最近は、アルミプロファイル(アルミフレーム)を使った構造で対応しています。 詳細はこちらでご覧いただけるとうれしいです。
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